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イベントづくり 構想企画〜催行 (1)

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晴天。気持ちいい天候です🍁 🌞

イベント“オーガナイズ””と横文字を並べてゆうと、とってもカッコいいイメージですが、経験してみると、大変なことが大半を占めています(実力知識不足もあり)。

公表していないものも含めると、これまでに大小問わずかなり多数手掛けてはきましたが、大規模になるほど、自己評価は低く、反省点も山積みで、イベント終了後、密かに一人で詳細の記録をしては自分なりに反芻しています。
次に、それが100パーセント活きるかといえば、決してそうではないところが、また面白い、毎回同じことを催行したとしても、同じ内容にはなり得ない『ライブ 生き物』です。

ただ、全て自分で一から、、例えば建造物の設計、場所選びなどから?、、とゆうことは、今のところ未経験で、制約などもある程度あるし、公共のイベントを任された場合は特に失敗は許されないので、自分評価でも最低ラインの成功は見据えて、
常に、“もしもここでこうゆうトラブルが起こったらこうしよう”、と、あらゆる面で、繊細な対策を練っておかないと取り返しがつかなくなります。
自分の演奏だけでもいろいろあります。単純な部分だと、このリードが使えない場合は、こちらを。。。など。リードは、人工リードではなく葦なのですが、何故かリハではいい感じだったのに、本番で吹いたら、ライト照明や空調の関係か、お客様が会場にいらして音の聴こえ方が変化したのか、自分に余計な力が入っているのか、リハで爆音を聴きすぎて自分の耳の聴こえかたが変わったのか(風邪をひいても変わるし、朝と夜でも違います)、、、など。極力そんなことを超越するエネルギーと集中力と何よりも準備で楽に臨めるようにはしたいとは思っています。

これまでで最も大規模なものでは、何度か紹介しています、小松市(当時)The Mat’sこけら落としイベント。

既によく知っているライブハウスやイベント会場ではなく、こけら落としなので、未知の世界です。ただ、予め会場視察に行った際に、楽器はもちろん演奏してないんですが、ある程度の会場内の 鳴り方 響きはわかりますから、かなり音的には作り込まないと難しいかな。。。と感じていました。
バンドのブッキングは、思い通りに運びました。
マンデイ満ちるアコースティックDuo 菊姫柳社長と松武秀樹さんによる日本酒トーク、Jazztronik、私のセッションの3部構成。

「小松市、また石川県でも、なかなかライブ鑑賞できない、ワールドワイドに活躍されてる実力派で、小松出身の私が参加してきたユニットやアーティスト。ダンサブルでソウルフル躍動感溢れるイメージ 」で、選出しました。

半年かけての準備でしたが、最も時間を費やしたのが、宣伝と集客でした。小松市ももちろん応援してくださいましたが、テレビに出てる顔が知れた芸能人ではないので、フライヤにもプロフィールを掲載し、大きなポスターで地元各所でご紹介しました。

SNSで何千人の地元民で、音楽好きそうな層に個人メールも毎日毎日。
250名入れ替え3セットでしたので、750名ゲスト。なかなかの人数ですよね。

そんな中、参加者で、金沢美工芸大学出身の当時ガッツ君、中澤信栄君がFM石川の番組につないでくれたり、当時 北國新聞社の社長秘書でした妹の友達T君が、かなり大きく新聞で紹介してくださって。この彼は、スタッフに取り込みたいくらい、行動が素早く、私の構想を深いレベルで理解し、賛同賞賛してくださって、本当に心強かったです。テレビ金沢の蔵プロデューサー。近年も交流がありますが、この方も敏腕プロデューサーになるだけあり、フットワークが軽く頭の回転が高速です。
家族や仲間の協力もかなり多数でしたし、もちろん小松の地元の方々で、以前公共のお仕事でご一緒させていただいた方々のあたたかい応援がありました。

マンデイ満ちるさんは、秋吉敏子さんをご存知の方や、地元のお医者さんとかアパレル美容系のお洒落な方々がとても早くリアクションくださいました。

私は地元なので、やはり早かったです。

Jazztronikは、欧州ツアーに同行した後で。ちょうど野崎君が、レコード会社との契約と契約の合間で、何かお声がけください!とメッセージをそのタイミングでいただいていたので呼びましたが、小松で知ってる方があまりおらず、ところが、金沢では、すごくリアクションがよくて、同じ石川でも全然違うんだなあ。。と感じました。

本番前はかなりそんな活動でクタクタになっていたんですが、ようやく告知が浸透してきたのが、本当に数日前か。。。結果的に当日は、キャンセル待ちも出るくらいの大盛況となってしまって。。。ホッとしたり驚いたり、どんな浸透の仕方をしてるのか、目に見えないので、興味深かったです。皆さんありがとう!

音響に関しては、実はある有名男性歌手の音響チームごと呼びたかったのですが、バジェットが、思ったよりも高価で到底無理でした。音響チームも、素晴らしい人選ではあり、前乗りで準備していただいたのに。ミュージシャンがセッティングを変えてしまったり、いろいろ予期せぬこともありまして、苦労させました。要は少なくとも前日にゲネプロ(通しリハーサル)は必要だったとゆうことですね。条件的に難しかったんですが。それと、250名スタンディングですと、後方を一段、二段、何かで少し床を上げられたらよかったなとも終わってから気づきました(可能だったのかは分かりませんが)。

それと、日程的に、国際的な会議か何かが同じ日に入っており、スタッフやミュージシャンのホテルがかなり早い段階から埋まっており、大変苦労しました。あらゆる把握が必要で、こけら落としでは見えない、想定できない部分が大きすぎますが、ある程度分かり合える組織システム構築をもっとしっかりやっておくべきとも思います。この規模ですと。あらゆる事を把握している強い現場監督も必要です。

それにしても、華やかで、新鮮なイベントにはなったと自負しています。大勢のゲストにも大変喜んでいただきました。
皆さん本当にありがとうございます。

今日は3つくらい紹介しようと思ったら、こんなに長くなってしまいました。

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せっかくなのでもう一つ。こちらは、東北大震災があり、できなくなってしまったイベントです。フライヤまで作り、構想から企画の具体化にうつるような時でしたが。

サーカス叶高さん、西村まさ彦(当時雅彦)さん達とのイベント企画でしたが、今思うと、こちらは、もっとキャパシティー大きめのハコでの企画にすべきでしたね。内容もここまで複雑でなく、よりコンパクトに。
(ちなみに西村雅彦さんのバンドのバンマスを当時しており、叶さんを唄の師匠としてご紹介していました)

結局とりやめにしてしまったお詫びに、叶高さんのカナフとゆう素敵なライブレストランに、演奏しに参りました。

庄野真代さんと、叶さんに三曲ほどサックスで絡ませていただきましたが。。。至福でしたね💫ベテランとは、懐深く、グルービーでカッコいいセッションになりました⭐️またご一緒したいです🎙🎷 イベント構想も、映像チーム、ミュージシャン含め改めて見ても魅力的なので、チャンスをつくって再チャレンジします。

これまで本当に我ながらバラエティーに富んだ様々な企画があったので、またいずれ(2)(3)とつづけますね!マニアックな話題のようで、先日上の姪の京都KOTOWAの結婚式に出席して感じたんですが、今やそんなシーンでもゴージャスで濃密なイベント企画が繰り広げられていて、とても勉強になりました。
現在進行中の案件いくつかにも反映してゆこうと思います。

イベント制作は、今後も様々な形で精力的に、参加者みんなが心から楽しめるように繊細なケアと催しを小規模大規模問わず催行してゆきます。





by kayokimu | 2019-12-20 12:17 | いろいろ☆